protools 10

protools10が発売され、どう違うのかを調べていたところ、かなり変わってきている事が分かりました。

便利そうだなと思った機能は、cubaseでできてた事のパワーアップ版ですが、各々のリージョンにボリュームを調節できて、カーブを書く事ができます。しかもこのオートメーションは、プラグインに入る前のボリュームなのでCOMPのかかり具合も変わってくるという事です。これは便利。

後、気になったのがAAX。今までのPlug-inの種類は、RTAS(CPU負荷)と、TDM(DSP負荷)でしたが、新たにAAXという種類が導入されるという事。違いは、32bit対応だった物が、64bit対応になるという事です。
これからprotoolsは、64bit対応を基本としplug-in等どんどん進化させていく準備段階ですよ、という事だそうです。

bitというのは音の波形でいう縦軸の事で、音の強弱がよりいっそう細かくなるという事です。その代り一曲の要領がかなり重くなります。今のところCDは16bitですが、64bitのような、よりきめ細かい音が市場にでてくるようになれば、mp3とのクオリティーに差がつき、正規版でしか味わえない一曲の重みが増すのかもしれないと思いました。