4種類のプリアンプを使い分ける

上から、Universal Audio 6176、Avalon Vt 7373 Sp、SSl Xlogic Alpha、Focusrite ISA 428です。すべてマイクプリアンプなんですが、それぞれ全然音が違います。
このプリアンプを使えば、同時に10トラック録音する事ができ、それぞれの特徴を生かし色づけしていけます。

Universal Audio 6176は、低域がが鮮明でふっくらとした感じで、キックや、ベース、フロアタムなどに良いです。しかも、1176同様のコンプが付いていて単体でも使える優れものです。

Avalon Vt 7373 Spは、ガッツリと音が、前に出てくる感じで、ハイがきれいに録れます。ヴォーカル録りに良くコンプとEQのかけ録りができ、便利です。スネアや、サブキックに使うのが好きです。

SSl Xlogic Alphaは、芯がしっかりして、重厚感のあるサウンドが手に入ります。インプットとアウトプットの他に、VHDというつまみが付いていて、テープサチュレーターを効かせる事ができます。2ミックスや、シンセ、ターンテーブルなどのステレオをこれに通すと低温が安定し、腰のある音にまとまります。ドラムは、どのパートでもその役割りを果たしてくれます。お勧めです!

最後にFocusrite ISA 428ですが、僕はこの4つのメーカーの中で一番好きです。Classic NEVEの特徴でもあるデュアル・ゲイン回路を採用し、ハイファイかつクリアな空気感で柔らかい感じがします。ハイハット、トップ、ボトムスネアなどに使うのが好きです。

それぞれ違う特徴があるプリアンプを選びました。なぜなら、音楽もジャンルによっては、固い音が似合ったり、柔らかい音が似合ったりそれぞれ違うからです。